二人で見た雪は忘れない spring 16

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勉強嫌い

 

学生の時は常に勉強なんて
社会に出ても役に立たないと思っていた。

 

勉強は確かに役に立たないものが多いが
大事なのは何かに挑戦することと
考える力を付ける事。

 

その当時の僕は、
その考えに到達することはなかった。

 

*************************

 

 

朝、咲と学校に行くのは当たり前になっていた。

 

朔「咲、おはよー」

 

咲「あっ、朔ちゃん。おはよー」

 

朔「なんか、元気ないね」

 

咲「うん、昨日勉強やってたら
夢中になっちゃって朝方までやっちゃった」

 

なに、この世の中に勉強に
夢中になれるヤツがいるのか。

 

朔「そうなんだ。
咲ってテストなくても勉強するんだね」

 

咲「うん、結構やるかな。
それより朔ちゃん、来週テストだよ」

 

朔「うわっ、忘れてた」

 

本当に忘れてた。

 

しかし、勉強が好きなヤツいるなんて・・・

 

咲ってもしかして物凄い頭いんじゃないか。

 

 

時間は放課後へ

 

先生「来週学力テストあるから勉強するように」

 

教室がざわめく。

 

先生「赤点がある者は連休中に補習あるからな」

 

さらに、ざわめく教室。

 

先生「みんな、頑張るように」

 

連休前にテストか。

 

連休は楽しみだがテスト勉強はうんざりだ。

 

咲「朔ちゃん、帰ろ」

 

朔「そうするか」

 

咲と一緒に帰ることになった。

 

朔「咲、勉強得意なのかな?」

 

咲「勉強は嫌いじゃないかな」

 

朔「咲、勉強教えてくれないかな」

 

咲「いいけど、何が苦手なの?」

 

朔「全部かな」

 

咲「・・・・・朔ちゃん、私、厳しいよ」

 

なんか、怖いな。

 

朔「で、いつから、やる?」

 

咲「今日からに決まってるでしょ」

 

朔「えー」

 

咲「全教科だもん、当たり前だよ」

 

朔「私の家でやろうよ、
お母さんに聞いてみるね」

 

咲「うん、わかった」

 

咲の家か。

 

緊張するな。

 

咲の父さん苦手なんだよな。

 

あれこれ考えていたら、もう家に着いたな。

 

咲「じゃね、朔ちゃん。あとでメールする」

 

朔「うん、わかった」

 

朔「ただいま」

 

朔の母「おかえり、朔。
咲ちゃんと仲良くしてるの?」

 

朔「なんだよ、
帰ってきてすぐにそんなこと聞くかな」

 

朔の母「だって、お母さん、
気になってるんだもの」

 

朔「いんだよ、母さんは気にしなくても」

 

朔の母「え~っ」

 

うちの家族は、お節介ばかりだな。

 

ん、メールか?

 

咲だな。

 

朔ちゃん、今日の勉強会OKだって

因みにお父さんは居ないから

緊張しなくてもいいよ(笑)

From saki

 

咲、僕の思考読み取るのはやめてくれ。

 

当たってるだけに怖いな。

 

 

何時に行けばいい?

From サク

 

 

7時頃でいい?

早いかな?

From saki

 

 

分かった!!

じゃあ、7時に行くね。

From サク

 

 

得点システム発動しなかったな(笑)

 

 

うん、待ってる!!

返信がスムーズだったので 10点

From saki

 

え~~っ

 

ここで得点かよ。

 

しかも、10点。

 

まあ、いいや。

 

とりあえず、準備しますか。

 

 

 

to be continue

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